2012年4月26日木曜日

北野武監督「アウトレイジ」を見て思ったこと

北野武監督「アウトレイジ」を見て思ったこと

今日北野武監督の「アウトレイジ」を観ました。

で見て思ったことがあったので質問します。



あの映画を本物のやくざが見たらどう思うのでしょうか?

昔伊丹十三監督が宮本信子さんを主演に

弁護士&ホテル従業員がやくざを撃退する

「ミンボーの女」を作った時

伊丹さんは本物のヤクザに襲われました。

なので気になりました。



あと私は数日前に松たか子さんの「告白」

も観ましたが

「アウトレイジ」の方が「告白」より

衝撃シーンが多かったように思います。

2作とも見た人どうでしたか?



回答お願いします。







「アウトレイジ」と「ミンボーの女」は全く違う視点ですよ。

ミンボーの女の公開当時は暴力団対策法などが施行された時期とも重なり、映画でありながら大変世の中への影響力が大きかったのです。

暴力団の脅威ともいえる存在だったのです。

アウトレイジは、設定こそ暴力団内の出来事で暴力的ではあっても映画的なフィクションでしかないです。

北野監督は著者でも語ってますが、その筋の人からは好かれているそうですので襲われる事はないかと。








ヤクザからするとコメディ色たっぷりの映画なので襲われませんよん。

中野英雄が指を詰める時にカッターナイフを用意されたシーン、

たけしが組長からの電話に「(俺が)破門!?」と返すシーンの2つはヤクザには大ウケするはずでしょう。

体育館の裏という待ち合わせ場所もくだらな過ぎて笑えるし悪徳刑事が出世して後釜を紹介する行為もあるあるネタで笑えるはずです。

大使のゾマホン外しも個人的には笑えました。







今日見て来ましたけど、一昔の抗争事件を思う出しますね・・・

今はこんな抗争も聞かないし、過去の逸話的な話で終わる作品とも思います。







アウトレイジは現代ヤクザの仁義なき戦いといった感じですよね。

ヤクザ業の方にも楽しめる作品だと思います。







本物のヤクザが観た場合は、恐らく

「俺達はあれほどまで暴力的じゃねーし、あそこまで(この野郎!)なんて言葉連発しねーよこの野郎!」

と思うのではないでしょうか。





さらに、私も連日続けて告白、アウトレイジ観てきましたが、迫力という面では断然「告白」の方が勝っていたと思います。みんな狂ってましたね…



そしてアウトレイジは加瀬さんがいい味出してたと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿