映画『アウトレイジ』などの「暴力性」について
映画「アウトレイジ」を見たのですが、
しっかりと「暴力」が描かれていると思いました。
※多少、やられた側がもう少し死ぬほど痛がって良いのでは?と
思ったのですが・・・
そこで思ったのですが、
昨今「イケメンヤンキー、不良」モノが「ドラマ」で流行り
その「暴力シーン」を見るに「こんなんじゃねーよ馬鹿野郎」とか
思っていました。
「鉄パイプで殴られ一生残りそうな打撃」を与えられても
次のカットでは「青あざで笑顔」とか。
そういう「ウソ暴力ドラマシーン」と
「わりとリアルな暴力シーン」は、どちらが人に影響を及ぼしますか?
また、それぞれ、どういう影響を及ぼすのでしょうか?
個人的には「わりとリアル暴力」を描いた方が
「暴力」の「悪」を描け「反面教師」で良いかと思っています。
私もリアルなほうが反面教師になると思います(^O^)
あまりにぐろすぎだと今度は逆に伝わらない気もしますが。
でも一番は自分の経験ですね◎
殴ったり殴られたり(:_;)☆
北野武が描きたいのは「死」は一瞬の出来事だということだと思います。殺しのプロであるヤクザ達は一瞬で決着を付けるわけで、何度も殴られて生きているという非現実的な表現より、殴ったら死ぬよ、という表現が現実的である。そして影響に関してですが、「世の中には平和な映画がたくさんある、でも実際平和になっていないじゃないか、映画の影響なんてたいしてない、俺の映画も影響ないよ」みたいな発言を最近していましたね。
リアルな暴力シーンは、例えばリンチをすれば死にます。ニセ暴力シーンはリンチをしても軽傷で終わります。
同じ暴力でも受け取りかたは全く違いますね。私はリアルな暴力シーンを描く事で、それをえげつないもの、やってはいけないものと見る側に認識させるんじゃないかと思います。
てっぺんをとる、とらない程度でヒットした某不良映画の暴力の描き方のほうが、よっぽど悪影響を及ぼす、というか及ぼしましたが、危険だと思います。カッコ悪いし。
どちらも、たいして、影響なんてありません。
たかが、ドラマ、映画じゃねえか。
あれは、みんな、わりとリアルであろうが
すべて、演出、ウソのかたまり‥
映画やドラマで、血がふき出している人を見て
失神ショック死する人もいるのだから、
そのへんは、適当に加減をして‥ください
と、となりのおっさんが、いってましたけど‥
リアルすぎると映像化できないのでしょうけど、暴力について子供達に軽く考えて欲しくないので、私はリアルな方がいいです。
あとイケメンを使ってヤンキーを美化するのも嫌です。また、ヤンキーの不器用な優しさ演出もアホらしいですね。ギャップ云々ありますが、もともと優しい人の方が断然素敵だと思います。
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